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Day of the dead (1985) / 死霊のえじき

『死霊のえじき』(Day of the Dead)は、1985年7月3日にアメリカで公開されたゾンビ映画。監督はジョージ・A・ロメロ。『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』から続く、ロメロが手がけたゾンビ三部作の第三作目である。

死者と生者の数が逆転し、地上にゾンビが蔓延する世界となったアメリカ。フロリダ州郊外の地下基地では 生き残った少数の人間達が閉鎖した施設内に立て篭もり、ゾンビの研究と生存者の捜索を行っていた。

生き残った少数の人間達は、
女科学者のサラ。
ローガン博士。
彼を中心にゾンビを研究する科学者達。
施設の警備と科学者の支援を行う軍人グループ。
両者に組せず契約だけを遂行するヘリコプターパイロットジョン達。

軍人グループ指揮官のローズ大尉は人員と物資を無駄に費やすだけの状況への苛立ちから科学者達に対して高圧的に「目に見える成果」を要求する。しかし、ローガン博士の計算による40万対1という圧倒的多数のゾンビに支配された状況では有効な打開策があるはずもなかった。 サラとローズ達の軋轢は高まる一方。 軍人達との緊張、精神を病みつつある恋人のミゲルとの問題がサラを追い詰めていく。
そんな中、ジョンはサラに生きるとは何かを訴える。先の見えない行き詰る日々の中、ローガン博士が一つの成果を見せる。ゾンビバブの「飼い慣らし」である。
納得の出来ぬローズ大尉ら軍人連中もローガン博士の提唱に打開策を見たのか協力は続ける。そして始めた協力の中、施設内に研究用のサンプルとして隔離していたゾンビ捕獲の際に事故が発生し兵士が死亡。ミゲルは片腕を失う。
この件によってサラやジョン達と軍人達が一触即発となった上、ローガン博士がゾンビのバブを飼い慣らすために兵士達の死体を餌にしていたことが発覚する。
激怒したローズ大尉はローガン博士を殺害。 サラ達を人質にし、ジョンを脅迫してヘリで基地を脱出しようと目論む。 しかし、偶然鎖から解き放たれたバブが博士の死を知り復讐を誓う。