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The Thing (1982) : 遊星からの物体X

『遊星からの物体X』(ゆうせいからのぶったいエックス、原題:The Thing、別題:John Carpenter’s The Thing)は1982年のアメリカ合衆国製SFホラー映画。ジョン・カーペンター監督、ターマン・フォスター・プロ製作。SFX担当は当時22歳のロブ・ボッティンで、同監督の「ザ・フォッグ」(1979年)に続いての登板となる。

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The Thing (1982) : 遊星からの物体X のあらすじ

南極基地に現れた謎の宇宙生物とそれに立ち向かう隊員達を描く。
1982年の南極。ノルウェー隊のヘリが、1匹の犬を追ってアメリカ南極観測隊第4基地へ現れた。銃や手榴弾を使い執拗に犬を狙うが失敗し、手違いからヘリは爆発。一人生き残ったノルウェー隊員は基地内へ逃げた犬を追って銃撃を続け、基地の隊員を負傷させるが基地の隊長により射殺される。
ノルウェー隊は何を追っていたのか?真相を究明すべくノルウェー基地へ向かったヘリ操縦士のマクレディらが見つけたものは、自殺し凍りついた隊員の死体、何かを取り出したと思しき氷塊、そして異様に変形し固まったおぞましい焼死体だった。一行は調査のため、記録フィルムと焼死体を持ち帰る。
逃げのびた犬は犬小屋に入れられた。やがて夜になり、犬はグロテスクな生物に変形した。おぞましい姿となったThe Thing(それ)は他の犬へ触手を伸ばし、咆え声を聞いて駆けつけた隊員たちの火炎放射器によって撃退される。
ノルウェー隊の記録フィルムには、雪原の巨大なクレーターと、その底に埋まっているUFOらしき物体が写っていた。UFOは約10万年前のものと推測される氷の層にあった。何物かが10万年の眠りから覚めたのか?その頃、持ち帰った焼死体が融けだし、中からそれが出現、隊員を襲っていく。
調査の結果、それは取り込んだ生物に同化・擬態し、更に増殖できることが判明する。隊員達は誰がそれに同化されているか判断できなくなり、疑心暗鬼に陥る。知らぬ間に取り憑かれていく南極越冬隊員たち。このままでは皆がそれと化してしまう。試算によれば、人間社会に辿り着いたそれが全人類を同化するまでに必要な時間はおよそ2万7000時間。果たして隊員の、そして人類の運命は?